はすの花
  はすの花は、清らかさや聖性の象徴として称えられることが多く 「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という日本人にも馴染みの深い中国の成句が、その理由を端的に表しています。 境内には、様々なはすの花が育っています。
住職の想い
  泥中より生じて、朝もやのなかパッと花開き清浄な香りを漂わせ、凛としたその一輪が、あたかも混沌とした倫理道徳観念を失いつつあるこの人の世に、お慈悲のまなざしで、私たちに手を差し伸べて、生きる指針を与えてくださる仏さまのように思えます。はすは仏教のシンボル、そして多くの皆様がご来山いただき、心おきなく観蓮できるように、とそんな想いから栽培を始めて早16年。毎年春に泥んこになって植え替えを行い、今年こそはきれいな大きな花を、たくさんの花を、色とりどりの花を咲かせられるように、と日々試行錯誤し奮闘しています。本音を言うと、育ち盛りの時期は管理がとても大変です。ひょう害や風雨で葉や花芽はズタズタ、涙涙です。水遣りは毎日2時間もかかるんですよ。でもネ毎朝生育具合、開花状況を見るのがとてもわくわくして楽しいですよ。
はすの見頃
  6月下旬からぼちぼち開花してきました。7月中旬が見頃。心が洗われます。今年はこのホームページを発信するころには終わっちゃうかな。
  境内地内を含めて約160鉢ほど生育中です。毎年数種類ずつ増やしていますが、自然消滅してしまうものがたくさんあるので、現在何種類あるかはわかりません。

觀音寺


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